メにはメを パにはパを

このブログでは、主にお笑いのことを書いていく予定です。ネタ番組をはじめ、バラエティ番組、芸人ラジオ等、幅広く扱えればと思っています。 他ジャンルに不倫するかもしれないですが、そっとしておいてください。

ラジオ雑感

こんにちは。

 

ブログタイトルやら、アカウント名やらを変えてみました。

だんだんブログらしく(=だんだんイタく)なってきましたね。

 

今週のラジオのメモです。

 

①『爆笑問題カーボーイ』(2018年1月30日放送回)

星新一賞の選考会の話。候補作をだいぶ前に読んだため内容がうろ覚えだったり、他の選考委員とのマウンティングがあったり。「選考会」という非日常の密室感にわくわくしながらも、「知ったかぶり」「見栄っ張り」というベタな笑いが積み重ねられており、構造のしっかりした話だと感じました。

もうひとつ、水道橋博士ナイナイ岡村の和解について。以前より確執のあった二人がトークライブをきっかけに和解をしたとのニュースに大反発。せっかく和解した二人に対し、「博士は昔は悪かった!」などと猛反論し、事態は謎の展開に・・・。

この放送を聞いて思い出したのは、太田VS高橋維新の時期のことでした。的外れなお評論を繰り返す高橋維新に対して、「サンジャポは全部台本がある!」などと何の得にもならない攻撃を繰り返す太田は、とにかくキレキレでサイコーでした。

あの時期を思い出させるような展開に、少し期待をしてしまった、という話です。

 

 ②『ナイツのちゃきちゃき大放送』(2018年1月27日放送回)

 妊婦が電車内で出産したニュースを、「産み鉄」と表現するボケがすごくよかったです。ただそれだけです。

2017年の全てのボケのなかで一番良かったのは、田中聖が薬物所持で逮捕されたときの漫才で、清原・ASKA田中聖高樹沙耶のりぴーKAT-TUNを作るというボケでした(Uがいない・・・というボケでした。)

 

③『ハライチのターン』(2018年2月1日放送回)

岩井のトークコーナー。チャルメラのあんかけスープを水筒に入れて、色々な所で飲んだという話。

こっそりと常識外な行為を行い(岩井曰く「クレイジー行為」)、自慰的に興奮する というテーマは、梶井基次郎檸檬』とも通底し、変態としてはベタ。構成も、興奮した出来事が連打されるもので、着想や構成に意外性はなかったです。(風邪の話→チャルメラの話→クレイジー行為、と展開させていく流れのスムーズさは、いつも通り素晴らしかったです。)

ただ、終了間際の「セックスしながらあんかけスープを飲んだら興奮する」というボケ。あんかけスープの興奮とセックスの興奮を接続することで、文脈にナンセンスが成立する点が、お笑いの教科書に載せたくなるぐらい良いと思いました。

 ボケの連打のなかで、最終的に最高のボケに嗅覚で辿り着けるところが、岩井はすごい!と思いました。

 

ナイツ塙とハライチ岩井は、ボケの飛距離が最も長いのではないでしょうか。

二人とも、「言い間違い」と「(ハライチの)つまらないほう」という、お笑い的に侮蔑的なポジションから世に出たというのも興味深いですね。

 

今週はこんな感じでした。偉そうに演説をぶってますね。きゃは。